Britain&Ireland

最近お気に入りの音楽を。


クラシックが好きで、
近年、BeethovenやChopinのピアノソナタ等に落ち着いていたのだが、
近頃は、BritainとIrlandのポピュラーアーティストを開拓している。


The Pogues

中盤のケルティックなアレンジが心地良い。


Adle


Cold Play

昔好きだった人がCold Play好きだったな…。
完全に世界を斜めに捉えた、壊れ具合と疾走感が最高にCool。


下の2曲などは息の詰まる様な曲ですが…。
内へ内へ…の感じ、あちらの国独特の、閉塞感を感じる音楽が好きです。
悲しくなって来るのだが、
同化するのか、負の自分の感情が洗い流されていくのか…。
心が震える。


2年ほど前に出会い、何度観ただろう。アイルランド映画。「Once ダブリンの街角で」。


これも…何とも切ない映画です。
何故この映画がこんなにも切ないのか考える。
2人がキスさえも交わさなかった事、
惹かれあっているのに、触れたら壊れてしまう程の儚さ、
それぞれの背景、状況があり、
それに対応する互いの繊細さが、
最高にロマンティックな状況を作っている。


男女が出会い、最終的に結ばれる事が「陳腐」に思える程、
2人の距離が非常に美しい作品。
個人的に、ハッピーに結ばれる作品より、別れを描いている作品を観たい。
生ぬるい作品でなく、
心の傷がえぐられる、
心がちゃんと痛む作品。
再生が促される様な。



自分は奔放ゆえ、典型的な日本の女性が経験できない事を、
経験してきた自負があるのだが、
私はまだまだ。
まだまだ、人生の美しさを知らない様だ。
素晴らしい作品に触れるとそう思う。