マウリッツハイス美術館展など
先日「マウリッツハイス美術館展」に行った。
陳列が、風景画、歴史画(物語画)、肖像画(頭部習作)、静物画、風俗画と括られ、カテゴライズされており、大変観やすい展覧会だった。
ヨハネス・フェルメール「真珠の首飾りの少女」。この展覧会の目玉とされる。
フェルメールは若くして夭折した画家であり、生涯で残した作品が少ない画家であるが、この展覧会では「ディアナとニンフ達」も観ることができる。
美しい光の下、より女性の美の要素が引き出されている、スケールの大きな作品。
絵を観て、まるで瞑想しているかの様に、心が静寂を取り戻した。
精神的に乱れやすい私だが、せめて覚醒している時間は、この様な豊かな時間を多く過ごしたい。
丁寧にお茶を淹れたり、じっくりストレッチして自分の身体と向き合ったり。
呼吸を整えたり。
見落としそうな程のとても小さな事、小さなケアが、弱い自分を強く支えている事に気付く。
まず睡眠ありき。
そしてきちんと寝て、きちんと覚醒する。
自分のまだ見ぬ潜在能力を発揮する為にも。
2012年の後半は、睡眠の量・質を大幅に見直し、自分の生理的ペースを掴む時期であった。
これはひとえに、菅原洋平さんの著書から、ブログを訪れるようになった事が大きい。救われた。
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これ迄、自分が極端に繊細なのは「性格」のせいだと思っていたのだが、近年疑っていた。
繊細なのは自分の脳・神経系統だったのだ。
脳の活動をスムーズにする事第一、に考える生活にシフトチェンジし、
自分の最大限、仕事に打ち込める様になった。
仕事と休みはワンセットだと言う事も肝に銘じ、本年もメリハリのある生活を保って行きたい。