奇跡の日々

こちらはすっかり季節を先取りしていて、防寒が必須の陽気。
先日、EMSで日本から冬物を送って貰った。

発送から6日目に無事に受け取る事が出来た。


昨日、学校へ行く道で見つけた現代アートのギャラリーにて、油彩の展示を鑑賞。
Temple bar周辺には本当に素敵なコンテンポラリーアートのギャラリーが多い!。

快く写真を撮らせて頂いた。


雨の路地にて。

雨の多いダブリン。
天気が気に入らない、と人々は言うが、私は嫌いではない。
美しいと思う。
雨上がりに虹を見ることもある。


今のレジデンス生活も残す所、僅か。
本当に色々な事があったけれど、まるで夢を見ているかの様な、奇跡の様な日々だった。
自分の「察してよ」という典型的日本人気質は時に辛かった。
彼らには通用しなかった。


傷つくのが怖くて、独りで過ごすのを選ぶ事も多かった。
自ら選んでいた。苦しいのを分かっていながら。
でも悪い事は一つも起きなかった。
彼等はどんな私にも、いつもジェントルだった。
ガイズ6人と私の生活で、紅一点だったので、非常に気を遣わせてしまったのも事実。


残りの時間を楽しもう。
そして終わってしまったら、決して振り返らずに、
彼等の幸せを願いながら、この奇跡の様な、愛しい日々を手放そうと思う。


そろそろ、行かなくては。